商用利用される歌ってみたMIXの注意点

公開: 2026年06月27日 更新: 2026年05月20日 読了目安 3分
法律・著作権

商用利用される歌ってみたMIXの注意点

MIX-AXIS

歌ってみた音源を収益化・商用利用するときに追加で確認すべき事項を整理します。

歌ってみたを単に動画公開するだけでなく、収益化・配信販売・グッズ化など商用利用する場合は、追加で確認すべき事項があります。一般的な注意点を整理します。

※ 本記事は一般情報です。具体的なケースは管理団体や弁護士・行政書士等の専門家にご相談ください。

商用利用の主な形態

  • YouTubeの動画収益化(広告収益)
  • 音源単体のストリーミング配信(Spotify、Apple Music 等)
  • CD・物理メディア販売
  • イベントでの使用
  • 関連グッズの音源使用

非商用と商用で異なる確認事項

原曲の利用許諾

非商用動画公開とは別の許諾が必要になることが多いです。JASRAC等の信託管理楽曲でも、商用利用は別契約 / 別料率になるケースがあります。

原曲音源(マスター)の使用

市販CDの音源を商用利用する場合、レコード会社の許諾が必要です。歌ってみたで使う「市販音源そのまま」のパターンは商用利用ではほぼ認められません。

カラオケ音源

個人配布のカラオケ音源は「商用利用不可」と規約に書かれていることが多いです。商用利用する場合は、自作カラオケまたは公式オフボーカル音源を使うのが原則です。

各プラットフォームでの収益化

YouTube収益化

JASRAC/NexTone信託楽曲はContent IDで原権利者に収益が分配される仕組みがあります。歌ってみた制作者には収益が入らないケースが多いことを理解しておきましょう。

ストリーミング配信

カバー曲を配信する場合は、配信代行サービス(TuneCore Japan、Linecore等)を通じてカバー楽曲ライセンスを取得する必要があります。原則として作詞・作曲家への印税支払いが発生します。

商用利用時にMIX師と確認すること

  • 商用利用の用途(YouTube収益化 / ストリーミング配信 / CD化 など)を依頼前に伝える
  • 商用利用に対する追加料金の有無
  • ポートフォリオへの掲載可否
  • 納品音源の二次利用範囲(別曲への流用は不可など)

契約書の必要性

金額が大きくなる場合や、長期的な利用を想定する場合は、MIX師との間で書面の契約書を交わすことを検討してください。標準的な内容としては、納品物の利用範囲・対価・支払い条件・トラブル時の責任所在などが含まれます。

確認すべき情報源

  • JASRAC「商用利用について」
  • 配信代行サービスのカバー曲配信ガイド
  • YouTube 収益化ポリシー
  • 所属事務所がある場合は事務所の商用利用規定

※ 商用利用は契約内容の個別性が高いため、本記事は概観にとどめます。具体的な契約条項については専門家へのご相談をおすすめします。

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